音楽教室の実体験口コミ！嬉し恥ずかし♪ほっこり話

ここではこのサイトで募集した、音楽教室を実際に体験された方の体験談の中から、ちょっとイイ話を集めてみました。

音楽教室は日常から離れられる素敵な空間

ヤマハ音楽教室大坂
体験者：58歳女性

かなり昔の思い出なのですが、私にとってヤマハ音楽教室は楽しい思い出がたくさんあるところです。

子供の頃

大昔、幼稚園児だっところ、YAMAHAのオルガン教室に通っていました。隣の部屋で、バレエレッスン、その向こうでピアノレッスンをされていて、なんだか素敵な上流感に憧れを膨らませていました。

小学校でピアノを買ってもらい、二年ほど習いましたが、親の転勤で引っ越して以来、縁がなくなっていました。

20代の頃

大人になり、お月謝を自分で払えるようになって、エレクトーン教室にはいりました。

とはいえ、はじめはワンポイントレッスンのような個人レッスン、次に体験レッスンの延長線上にある同好会のような感じの楽しい合同レッスンとすすみました。

大学生やOLのお姉さん、年齢も二十歳前から、小中学生の子供のいるお母さんもいて、発表会をかねたクリスマスコンサートは大きなYAMAHAのホールで開催されました。

みんなで演奏する楽しみを知りましたが、一年ごとのコースで、参加している人の多くが楽器を買って地元の教室に移って行ったことから、楽器を売るためのコースかなと気づいた頃には、自分自身小さいピアノより高価なエレクトーンを購入していました。

大人の音楽教室に参加するほとんどが、子供の頃にやってたけれど受験でやめたとか、昔、資金がなくてできなかったけれど、やっとできるようになったからはじめての趣味として挑戦とかの人が多いと思います。

かなりやっていた人もいれば、全くはじめてでドレミの楽譜もあやしいという人も。合同演奏となると自然と教え合う関係が生まれます。それもまた楽しいです。

エレクトーン指導者へ

その後、エレクトーンの指導者コースに進み、一番下っぱの級をとりました。

教えるほどの級ではなかったのですが、またまた小さな自慢が生まれました。指導者コースの講師の先生は、やはりかなりお上手で、デモンストレーション演奏をされたり、音大を出身の方だったりで、憧れと尊敬一杯で通いました。

自分が上手になることより、かっこいい曲を私だけのために弾いてもらって贅沢なコンサート時間を過ごしました。

大人になっての音楽教室は、すこーし贅沢な街中の、ちょっとよそゆきを着て出掛けるようなところで、日常から抜け出せるような雰囲気のところがいいと思います。

私はリンスの要らない大阪難波の美しいビルで、ちょっと買えないような三段キーボードの楽器で習いました。

結婚して続けられなくなりやめてしまいましたが、また習いたいなという気持ちが膨らみつつあります。日常から離れられる空間、今度はどこに見つかるでしょうか？

ピアノが前向きにしてくれた

ヤマハピアノ教室京都
体験者：57歳女性

きっかけは認知症対策

我が家には娘たちのために購入したが今は誰も弾かなくなってしまったピアノがホコリをかぶってました。

私自身も子供の頃には習っていて、娘三人が習っている時には一緒に少し弾いたりもしていました。

最近になって、ピアノが認知症の予防に効果があると聞き、老後、娘たちに迷惑をかけるのもイヤなのでピアノでの老化防止を考えました。

娘三人がいつも争うように弾いていたのを懐かしく思う気持ちも有ってピアノ教室に通うことにしました。

レッスンを受けてみて

講師の先生は、娘と同い年でした。
そして、意外なことに私の年令になっても通っている人は以外に多いことに驚きました。

ピアノ教室に通うようになってからは、私自身に変化が起こりました。

夫が亡くなってから、がむしゃらに働いて来て、ほぼノーメークで服も自分の物は殆ど買わず、いつしかそれが当たり前のようになっていました。
しかし、ピアノ教室に通うとなると人目が気になって化粧をしたり、久しぶりにワンピースを着たり、なんだか身をかまうようにになりました。

ピアノ発表会

ピアノの発表会に出てみないかと先生はすすめてくれましたが、おこがましい感じがしてお断りしていました。

ピアノ発表会となると着ていく物もないので、躊躇していましたが、娘達がどこから聞きつけたのか、出るようにすすめて来て、なんと三人でシックなワンピースをプレゼントしてくれたのです。

そこから特訓で、娘時代弾いたことのある、「エリーゼのために」を発表会で弾くことになりました。

手が痛くなるほど練習して何とか弾けましたが、顔から火がでるほど恥ずかしく緊張しました。

ピアノ発表会に娘達も来てくれ花束を貰って、はずかしけれど本当に嬉しかったです。

久しぶりに三人と食事もして、和気あいあいと過ごせて楽しい日となりました。

ピアノが前向きにしてくれた

今でもピアノは続けてます｡

認知症にならないように昔していたクロステッチのの刺繍も始めました。友達も増え前より出歩くことも多くなりました。

孫が生まれたらまた違う意味で忙がしくなるので、今のうち楽しんで出歩くつもりです。

身を飾ると気持ちも若返り出歩くことが楽しくなってきます。これもみんな忘れられてたピアノのおかげです。」